針ノ木岳 (標高 2,821m)

平成10年9月19日

針ノ木岳(標高 2,821m)山頂から見る黒部湖や立山の景観がすばらしく、秋の少し雪を残す雪渓の両側は赤や黄色に染まった紅葉がすばらしい山です
          

 

          

JR大糸線信濃大町駅パスで扇沢(黒部ダムバス発着所)まで40分、マイカーの時は長野道豊科インター料金所を直進1Kほど先の信号機を右折して大町方面へ約10k大町温泉郷横の道を西へ行き止まりまで登ると扇沢ターミナルへ着きます、大きな駐車場とトイレがあります駐車場は上の段が有料下が無料です。

 

 

針ノ木自然遊歩道付近と雪渓両側の紅葉

 

 扇沢(1時間30分)〜大沢小屋(4時間)〜針ノ木峠(1時間)〜針ノ木岳山頂

扇沢ターミナルの黒部ダムへのデート左に登山口があります、何回か車道を横切り、針ノ木自然遊歩道を進むと樹林帯へと入っていきます、大沢小屋まではさほど急坂もなく道も整備されていて歩きよい、ブナの林を抜け、赤沢を横切れば大沢小屋に着きます。

小屋の前の岩には「人を想えば山恋し、山を思えば人恋し」のレリーフが岩に埋め込まれています。夏の間は大沢小屋で雪渓の状態を聞いて必要であれば軽アイゼンを貸してくれます。

 緩やかなアップダウンを繰り返し平坦な草原に出るとその先が雪渓です、私たちの登った9月中旬は雪渓には雪がなく両側の紅葉が覆い被さるように迫っていました

 

 

針ノ木峠から爺が岳へ向かう尾根と爺が岳

 

 雪渓に雪がある時は落石に注意が必要です、山頂付近に多少急な岩場がありますので注意して登りましょう、時間が掛かりますので日帰りの時は朝早めに出発して食事も多めに持って行くのが良いと思います

 

 
針ノ木峠からの景色

 

  松本市から見る針ノ木岳は蓮華岳の奥に尖った三角形の山頂が見えます、名前といい山容といい、日帰りで行く山にしては少し遠い山です、時間を考慮して早朝3時に家を出ました扇沢駐車場で朝食をすませ周周りが薄暗い5時30分に出発です。

 針ノ木自然遊歩道に出る頃には日も上がり前方には針ノ木岳の姿が見えます、緩やかな道を登ります長時間の歩きには足馴しにもなって嬉しい道です、1時間程度歩くと大沢小屋に到着です、この時期山小屋は閉まっていました。

 視界も開け草原に出ると赤や黄色に染まった山が迫っていました、雪の無い雪渓のザレ場に足を取られながら登ります、頭の上には覆い迫るような山肌がそびえています。

 
 
山頂からの景色 立山・槍ヶ岳(高瀬ダム)

 振り向くと爺が岳が真後ろに見えています登るに従って爺が岳が少しずつ低く見え隣りの鹿島槍ヶ岳の猫の耳のような山頂が見えてきました。

 ようやく針ノ木峠に着くと今まで遮られていた前方の山々が見えてきます、絶好の天気で遠くに槍ヶ岳も見えています。針ノ木峠から山頂にかけては岩場もありスバル岳が近くに見える頃には山も痩せた感じで植物も少なく今までとは違う感じがします、山頂は360度の視界で立山連峰と黒部湖の景観がすばらしい左には薬師岳、槍ヶ岳と高瀬ダム後ろには鹿島槍ヶ岳などの後立山連峰と大パノラマです。