仙王沢( 標高 約1,700m)

平成17年5月3日

山に付けられた名前はなく仙王沢沿いを登る峰です、この時期高い山には雪が残りシーズン初めの足慣らしに又静かな山を楽しむにはもってこいの山です。
          

今回ご紹介する山は森林公園内の白滝入り口の立て看板下にある仙王沢から「高根中信線鉄塔の巡視路」を登ります、山には名前がなく前回登った尖剣山(1,181m)と平成15年5月5日に登ったからたきの峰(1,857.7m)との間にある峰です、良く整備された道と中央アルプスや松本平、八ヶ岳が一望でき笹に覆われた静かな峰です。

          

.

 塩尻インターを出て間もなく高出公差点に出ます、松本方面(国道20号)と木曽・名古屋方面(国道19号)の別れ道です。 そのまま直進して国道19号線(木曽方面)へ入ります、しばらく行くと右手に塩尻警察署や交通センターがあります、そのまま直進して2つ目の信号 桔梗が原(ききょうがはら)の信号を右折して洗馬方面(せば)へ入ります、左カーブの下り坂を行くと間もなく奈良井川に掛かる太田橋を渡ります、今度は右カーブしながら上り坂になります、道成にしばらく行くと、右手に衣料品店があるТ字路の信号機に出ます。
  その信号を左折して約3kほど行くと、上小曽部(かみこそぶ)と朝日村・サラダ街道 松本方面へと続くY字の分岐にでます、信号機はありません、見印は小さな橋があり、右手に郵便局直ぐ上に小さな池があります、そこを左方向へ(上小曽部方面)進んで約5k、小曽部川に沿って後は一本道を西へ進むと森林公園に入ります、森林公園までは塩尻インターから約18k程度です。

  分からない時は洗馬付近で上小曽部萱野(かみこそぶ かやの)森林公園と訪ねて下さい。

 森林公園内近くに駐車スペースとトイレがあります、登山口は白滝入り口の立て看板から10mほど下がった所にあります、小さな看板に「仙王沢」と書かれていて、近くに鉄塔の番号を記す黄色い看板があり「高根中信線 1L88」とあります。

森林公園内
白滝入り口

 

登山口
整備された道

 

 登山口(1時間40分)〜bW8鉄塔(45分)〜到着点(1時間)〜登山口



暑くて一休み
からたきの峰
ちょっと白髪が目立つかな

 

 

 道は良く整備されて危険な場所や迷う所はありません、タイムをご覧になるとお分かりのように上りと下りのに時間差が大きく急坂ということになります、登山口を出て沢沿いを30mほど行くと右に登る道があります、沢を挟んで右の尾根に出るまでジグザクの長い急坂が続きます、尾根に出て15分ほど行くと88鉄塔に着きます、今回の到着点である次の鉄塔まで刈り込まれた笹の道を登ります。 熊注意

 さらに道は続き約1時間半で最高点の鉄塔に登ることができます。(1番上の画像)

 


左からたきの峰への尾根・正面 塩尻市内と美ヶ原・右手間へ付近霧訪山
からたきの峰の尾根

 

 ゴールデンウィークの3、4、5日と天気に恵まれ3日は初夏のような天気に誘われ、今回も山仲間S氏と愛犬マルちゃんと出かけることにしました、当初東筑摩郡のハト峰に登る予定でしたが、林道の一部で崩れている所があり、入山の許可も出ておらず入る事が出来ませんでした。
本来この林道へは東筑摩郡朝日村村営スキー場脇にあり、村内の役場で鍵を借りゲートを開けて入るか、鍵を借りずにスキー場入り口に車を停めて30〜40分歩くことになります。今回役場の話では林道整備終了は6月になる予定とのことです、またこの時期は業者による山菜取りや防火のためゲートには監視員がいます。

 ハト峰は諦め塩尻市方面へ少し下った「からたきの峰」に通じる小曽部川上流から鉄塔の巡視路を歩くことにしました、森林公園脇に駐車スペースがあり10時10分出発です。
  道の脇に小さな水溜りがあり、そこには黄色に近い茶色の大きなカエルが産卵のために集まっています、無残に道路で力尽きているものや不運にも車に敷かれているものなどいます、こんな小さな水溜りに卵を産み付けても生き延びられるのか心配になってしまいます。

 初夏を思わせる暑さに半袖のTシャツでも少し歩くだけで汗が出ます、前を歩くマルちゃんの息使いも荒く攣られて私まで苦しくなります、急な坂道をジグザグに登ると先月9日登った尖剣山の尾根が左に見えています、道は良く整備され年に何回この鉄塔の点検にくるか分かりませんが踏み後もなく落ちた枯葉がサクサクと音を立てています、次第に沢の音も小さくなってきたころ道は尾根へと出ます、今度は右手に「からたきの峰」に通じる尾根が同じくらいの目線に入って来ました。

 88番鉄塔からは塩尻市が一望でき美ヶ原や鉢伏山さらに高ボッチ手前には霧訪山などが見えています、春特有の靄の掛かった景色ですが新緑と風もないさわやかな空気にしばらくは景色を眺めることにしました。

中央アルプス
この峰の山頂
 

  周りは一面の笹でからたきの峰から見たこの尾根も芝を敷き詰めたように青々と見えていたのを思い出します、前方には次の鉄塔が見えています、ふかふかな道を、もう一頑張りです、終わりに近いコブシの白い花が所々に見え標高のわりにはダケカンバも多く青い空に白い枝が映えます、南には中央アルプスの経ヶ岳(画面左)仏岳、坊主岳奥に木曽駒が岳や麦草岳が見えています、それにしても坊主岳の斜面は急です。

 鉄塔の下でお昼を済ませ、その場に横になって景色を眺めていると瞼が重くなってお眠りモードになってきます、景色の良い里山はこの時間が長く取れるのが魅力です、しかしながらこの付近の山へ入る人は少なく熊には注意が必要です現実私たちが「からたきの峰」に登った1週間前に「からたきの峰」の尾根で軽傷で済んだものの熊に襲われ人がいました。
  時間があれば次の鉄塔まで行くところですが、まだ1時間半は掛かりそうです明日は八ヶ岳権現岳に登る予定もあり、あまり無理もできないと今日はここが終点です。