権現岳(標高 2,672m)

平成19年08月26日

 
権現岳からの眺めは素晴らしく阿弥陀岳その右側には主峰赤岳と西には南アルプスの山々が諏訪湖の向こうには北アルプスと360度の展望とアトノ尾根の花を見ながらの山歩きは八ヶ岳の中でも一味違う登山を楽しむことができます。
          

今回のコースは観音平からアトノ尾根を登り標高2,580mの三ツ頭を経由して権現岳山頂へ青年小屋へ下山して押手川を通り観音平へ下山するコースです。

木戸口公園ぺリポートからの素晴らしい景色と八ヶ岳には珍しいシラビソの尾根を花を見ながらの登りとなります、青年小屋からの上りよりも距離があり約6.5kとなりますがシラビソの尾根と高山植物を見ながらの登り、また左手には編笠山が前方には目指す権現岳を見ながらの上りは長い距離を感じさせない楽しさがあります。

小淵沢インターを右折してそのまま直進して行くと茅野方面からのはちまき道路の三叉路に出ます、そのまま直進すると左手に観音平と表示が出ていますので、そこを左折道なりに行けば終点が観音平です。

大きな駐車場ですがシーズンには満車になり路上駐車の車もでるほどですので早めの時間に到着するようにした方が良いでしょう、トイレは駐車場の左上の山荘のトイレを借りることが出来ます。権現小屋と青年小屋にもあります、水場は青年小屋のキャンプ場の裏にあるのみです。



木戸口公園ヘリポートからの景色

 

観音平(35分)〜八ヶ岳神社(2時間半)〜ヘリポート(1時間半)〜三ツ頭(1時間)〜権現岳山頂(1時間半)〜青年小屋(50分)〜押手川(40分)〜雲海(45分)〜観音平


 

アトノ尾根・アトノ尾根からの権現岳・三ツ頭からの権現岳

 

 観音平から一端下がって八ヶ岳神社までの遊歩道を歩きます、甲斐小泉からの分岐に出た所から左に登山道がありますぺリポートまでは笹の上り坂が続きます。ヘリポートから尾根に出て三ツ頭まで上りが続きます、特に危険な場所はありません、三ツ頭から山頂までは急坂となってザレた場所もあったり鎖場もありますが、特別危険な場所はありません。

 下山はエボシから鎖場が続き左側が切れ落ちていますので注意して歩きましょう、またザレた場所もありますので落石に注意が必要です。青年小屋からは大きな岩が連なった道が続きますので雨の後など滑り易くなりますので注意が必要です。

 

 ブログ仲間のpuffpuffさん美都さんを誘って権現岳に行くことにしました、6時観音平で待ち合わせもちろんお二人とも逢うのは初めてのことです、時刻通り6時丁度に到着、駐車場に入ると目の前に二人の女性が直ぐに二人と分りました、二人を私達を見ると直ぐに手を振っています、何とも不思議な出会いです。
  車を降りてご挨拶、初対面のはずなのに以前からの知り合いのような雰囲気puffpuffさんご夫婦と美都さん二人の息子R君とK君、私の仲間Aさんと私の計7人の登山です。

三ツ頭からの北アスプス・権現岳山頂

 

 権現岳に登るのは3回目です前回は青年小屋から登り観音平へ下山しました、南アルプスや富士山を見ながら下山したことやアトノ尾根の独特な雰囲気とヘリポートからの景色などが印象的で今度登る時は逆コースを決めていました、3年ほど前の5月の連休に単独で登ったものの雪が多く三ツ頭手前で断念したこともあり、私にとってはリベンジで今日行く仲間にとっては初めての権現岳となりました。

 

山頂からの赤岳・キレット

 準備をして6時半出発です、コースは駐車場から右下へ一端下ります、この道は八ヶ岳神社へと続く道で一般の観光客も訪れる遊歩道となっています。30分ほど歩くと甲斐小泉からの道と合流します、この分岐から左が登山道となります、道の両側は笹に覆われ土質室の歩き易い道が続きます、道は緩やかなカーブを描いて少しづつ急坂となってやがて延命水へと出ます、水場ですが現在は獣のための水場になっていて飲む事は出来ません。

 立ったまま休憩を取って再び歩き始めます、唐松の樹林が続き両側には小さな花が咲いて目を楽しませてくれます、通称「ササすべり」と呼ばれる笹の道を登り切ると木戸口公園ぺリポートにでます、目の前が開けまず目に入ってくる富士山とその横には南アルプスの山々が少し霞んだ山容を見せてくれます「ワ〜綺麗」と歓声が聞こえ「この景色を見せてあげたかったんですよ〜」と私も連れて来た甲斐があります。

 

エボシと権現小屋・権現岳山頂から三ツ頭・エボシ

 ヘリポートを出発すると周りの木々もコメツガやシラビソに変わり左手には編笠山が見えて八ヶ岳には珍しい尾根が続き左前方に目指す権現岳が見ています、青い空とシラビソの間から見える権現岳が長い尾根歩きも忘れてしまうほどの景色です、道は尾根の右側と歩くようになり直線的な道を上り詰めると三ツ頭までもう少しです。

 三ツ頭に着く頃になると右の谷からガスが上がり始めて権現岳山頂付近もガスが上がり、ここからの素晴らしい景色が見えないのは残念です、天気が良ければ権現岳の右側に阿弥陀岳その横には赤岳が見えます私的にはここから見る景色が一番気に入っています。エボシの向こうには北アルプスが見えて振り向くと今登って北アトノ尾根も一望できます。

 

2002年5月の写真

 一端下がっていよいよ山頂まで1kほどとなりましたハイマツの中を抜けてザレ場を登ります、鎖場を抜けると山頂はもうわずかです、道の両側には白や黄色の花が咲いて私たちを出迎えてくれました。
 

 山頂は狭く2〜3人が登ればいっぱいです交代に登っては記念撮影をして、少し先で昼食を取る事にしました、快晴とはいきませんが阿弥陀岳や赤岳が目の前にそびえ赤岳に向かうキレットの長い階段を数人のパーティーが慎重に下りて行きます、私達も1時間ほど休憩を取って下山です。

 

 小屋から下は鎖場が続きジグザグに曲がったザレ場を下れば後方にエボシと山頂との間に小さく小屋が見えて、さっき登って来た尾根と三ツ頭の稜線が緑のハイマツに包まれてまるで絵のように見えています。緩やかに右にカーブして小さなピークとなって後は青年小屋目指して下るのみです。

 小屋から2手に別れ美都さんご家族は編笠経由で私たちは直接下山することに「ありがとう気をつけて、また行きましょう」「押手川でまた逢うかも」と挨拶をして下山です、大きな岩の連なる道をゆっくりと下山です、この辺りは春先でも雪が残り湿った場所です左手にはアトノ尾根が見えています、50分ほどで押手川に着きます、押手川からは岩の大きさも次第に小さくなって歩きやすくなって来ます、さらに40分ほど下ると雲海に到着です、休憩を取っていると上から美都さん親子が降りて来ました。

 

編笠山と青年小屋・押手川