
7月末ブログ仲間のpuffpuffさんから「8月2日に西穂へ行きませんか」とメールが来た。お!嬉しい。西穂は行ってみたいと思っていた山です。直ぐ返信しようとメールを書き始めましたが電話の方が早いと思い直ぐに電話をしました「行きます行きます」即返事です。
今回のメンバーはpuffpuffさんご夫婦とご夫婦の知り合いのHさんと私の4人朝5時半に沢渡にある駐車場で待ち合わせをしてpuffpuffさんの車で新穂高ロープウェイしらびそ平駅へと向かいました。puffpuffさんご夫婦とは正月以来です。普段ブログで話をしているので久々に会ったという感覚はなく何時も身近にいる山仲間といった感じです。
朝一番のロープウェイに乗るためにもう大勢の人が乗り口に並んでいます。天気も良く周りの山も綺麗に見えています朝のひんやりとした風が吹いて清々しいスタートです。新穂高からのお客さんと合流して西穂高口に向かって朝一番のロープウェイが出発しました。
途中の鉄塔を通過する度に大きく揺れるので「ワ〜」と歓声があがります。ガイドさんの案内に右を見たり左を見たりしながら西穂高口へと到着です。
スタートは遊歩道のような道を歩きます所々には木道がありよく整備された道です。木々の間からこれから登る西穂高の山頂が見えています。ここから見る山頂ははるか遠くに見えています。前にはツアーであろう20人ほどのパーティーが楽しげに話をしながら登って行きます。
歩き始めて1時間森林限界になると目の前に西穂山荘が見えて来ます。小屋の前は広いデッキがあり目の前には霞沢岳が見え、右手には焼岳がその後には乗鞍岳が見えて天気も良くすばらしい景色です。ザックを背負ったままその景色を夢中でカメラに収めました。
休憩を取って山頂に向けて歩きます。小屋からは岩場となり一歩登るたびに小屋の後の視界が広がって焼岳の姿が少しづつ見えて来ます。小屋の赤い屋根と焼岳の茶色その向こうに紺色の乗鞍岳そのコントラストがとても印象的で魅力的です。高度を上げる度に振り返り何回もシャッターを切りました。間違いなくこの景色は私的にかなりの高得点です。岩場を登り切ると目の前に西穂の山頂が見えるようになり道は土質の尾根道になります。空気は冷たく少しひんやりとするくらいです。左手には笠ケ岳が右手には上高地と霞沢岳がその後に南アルプス、富士山と八ヶ岳が見えています。山頂までは幾つかのピークが見えています。
やがて岩場が続くようになって初めの目的地、独標に到着です。ピークは狭く大勢の人で賑わっています。人ごみの中で記念撮影をしてそうそうに出発です。なるほど初心者は独標までというだけあっていきなり下が見えないほどの岩場を下ります。中には余りの急坂に足が進まない人もいます。
岩場を一旦下りると狭い鞍部になり南側の谷間は綺麗なお花畑となっていてそこから吹き上がる風の心地よさがたまりません。休み暇もなく又急な岩場を登り時には岩を横切って高度を上げて行きます。
この付近まで来ると下山して来る人も多くなり道を譲って立ち止まることも多くなって来ます。この山に登って感じることは初心者が多いことです。特にスニーカーで登る人が多く見ている方は怖くなります。急な岩場をどこに足を掛けていいかわからない人やザレ場で足を滑らせる人。それはさまざまですロープウェイで手軽にこれることから初心者が入山するのだろうと思います。これは西穂だけに限らず唐松岳でも見られることですが、せめてスニーカーは止めてほしいものです。
急岩場を登り切ると山頂が見えて来ました。山頂は狭く大勢の人で賑わっていました。私達は写真を2、3枚撮ってもう少し先のピークに向かうことにしました一旦下がって登り返すと西穂の山頂が見渡せる場所に着きました。時刻は11時分登り始めて4時間初めての西穂です。目の前は奥穂こんなに近くで見るのは初めてです。遠くから見る奥穂は黒く硬い岩盤のイメージでしたがここからの奥穂はもろく崩れ易い山のようです。
昼食を取りながら奥穂を見ていると何人かの登山者が見えます痩せた尾根を慎重に歩いている様子が良くわかります、それだけ危険な場所なのでしょう長い時間を掛けて私達のいるピークへと登って来ます。奥穂から来る人は皆「あ〜着いた〜」とやっと安心した表情です。その中の人が今朝、今来た尾根で家族連れの男性が滑落したと話していました。翌朝の新聞によると登山道で道を譲ろうとしてバランスを崩して滑落したと出ていました。3日にもまた同じような場所で滑落事故があったとありました。
山は魅力的で楽しいものですが一歩間違えれば命取りになる危険な場所でもあります。普段の健康管理やトレーニングなどして安全で楽しい登山をしたいものです。